コミック

2009年5月 6日 (水)

みやぎ 漫画の力 漫画・アニメフェスティバル

みやぎ 漫画の力 漫画・アニメフェスティバル Official Sight
http://www.kahoku.co.jp/manga/festival/index.html

頑張ってるなぁ、宮城県。

何より、石ノ森章太郎さんを中心にして、漫画・アニメ全体に視野を広げているところがすばらしい。

これが石ノ森章太郎に固執していたら、いずれ尻すぼみにならざるをえないんですよ。

少し前の水木しげるロードがそうでした。

一部のマニアのみがリピーターになって、ほとんどの人が「一度行ったからいいや」になってしまう。

でも、漫画やアニメ全般に視野を広げてコンテンツを展開していけば、無限大。

必ず新しいお客さんを呼び、リピーターさんも層が厚くなっていくわけです。

こういうところは、境港市ももう少し考えてみてほしいな、と思うところです。

いちのせとしては、水木ロードには3つの視点があると思っています。

一つはもちろん「水木しげる」。

御大の作品世界を掘り下げていく視点。

二つ目は「妖怪」。

水木作品にこだわらず、民俗学的な視点から妖怪を掘り下げる視点。

三つ目は「漫画文化」。

やはり、水木先生が漫画という手法をとったからには、漫画を文化として掘り下げる視点も欲しいと思うんです。

水木先生にインスパイヤされたクリエイターさんにスポットライトを当てたり、支援したりする力がほしいと思います。

いちのせ的には、やはり自分が得意な、漫画文化を掘り下げる視点でかかわりを持ちたいな、と願っていますが。

現実にはまだまだ「水木しげる」のみに力が偏っていて、「妖怪」は中途半端。

もっとも「妖怪」に関してはゆっくりでも道が開く可能性はありそうです。

「漫画文化」もバカにせずに目を向けてほしいなぁ。

*****

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月23日 (火)

倉敷いがらしゆみこ美術館に行ってきました!

(2004年10月19日初稿)

倉敷いがらしゆみこ美術館

本日は火曜日休館日。

いちのせにとっては自分をメンテナンスする日。

で、かねてから行きたいと思っていた倉敷の「いがらしゆみこ美術館」に行ってまいりました。

今までなかなか他の施設を見学する機会がなかったのよね。いい充電になりました。

この美術館、最初は美観地区の中にあったんです。

が、今はアイビースクエアの裏手にあります。

初めての人にはちょっとわかりづらい場所かも。

今日は倉敷在住のはなちゃんが同行してくれたんですが、その彼女も初めて足を踏み入れる通りだと言ってました。

思ったよりこじんまりとしたつくりです。

日頃、うちの記念館は狭い狭いと思っていましたが、ここに比べたら広いもんです。

が、アイデアや思い入れの詰め込み方が違うかも。

ここにあるのは、数は少なくても「本物」です。

いちのせには涙が出そうな「キャンディ・キャンディ」や「メイミー・エンジェル」の原画が、きちんと額装されて展示してあります。

館内撮影は自由。

ただし、原画に向けてフラッシュをたかないようにとのお願いが書いてあります。

この時代の漫画家さんたちは実に丁寧にカラーを描いていらっしゃいますから、多少なりとも描くという経験をしたことのある者にはかじりつきたくなるような原画の数々が目の前にありました。

特に「キャンディ・・・」などはタータンチェックの服がよく出てきてましたから、丁寧にチェックの描かれた原画は圧巻!

どんなにぎっしりと壁を埋め尽くしても、カラーコピーで十分、なんて考えてる人たちにはこの感じは共有してもらえないでしょうね。

そして、誰もが「あ~!この場面!」と言いたくなるような名場面を抜き出した特大パネルがあちこちに。

室内にはミッチの懐かしい歌声が静かに流れています。

また、漫画家自身が施設をどう思っているかも如実に現れていると思いました。

いがらしゆみこさんは現在北海道に住んでいらっしゃる。

けれど遠く離れた倉敷でのサイン会も年に何回かは行われているようですし、館内で販売されているグッズにも直筆のサインの入ったものが多数。

しかも、倉敷をテーマにした物語にそってキャラクターもつくられ、倉敷限定グッズも出来ているのです。

いがらしゆみこという漫画家が好きな人が、思い入れをこめて運営しているんだなあと。

うちとは根本からして違いすぎますがな。

漫画、アニメはいまや日本の最大の産業です。

コミックスでもなく、アニメーションでもない。

MANGAとANIMEなんです。

私たちはもっと誇りを持って、こういった記念館や美術館を発展させていかなくちゃいけない。

いちのせはしがない公務員のままで記念館にいるけれども、少なくとも好きで行かせてもらったからには、「配属されたから仕方がない」職員とは違う働きをしてみたい。

いろいろ制約が多くて思い通りにはいかないけれども、焦っちゃダメだからひとつずつ。

出来れば、資格までは取れないけれども学芸員が学ぶようなことを勉強しておきたいと思っています。

実習以外は放送大学でも勉強できるから。

うちは街ひとつがまるごとテーマパークになってるようなもんだから、ものすごい可能性があるはずなんだよね。

それが生かしきれていないだけで。

マニアもオタクも、普通の人も楽しめる。

そんな施設を目指したいね。

そのうちこのブログでメモを少しずつまとめていこうかな。

ご意見を聞かせていただければとても嬉しいです。

あ、そうそう。

最後にスタッフの方に名刺を渡してご挨拶をしました。

たしかあそこは母娘3人で管理していらっしゃったはず。

お土産に妖怪饅頭を差し上げてきました。

お返しに美術館限定のきびだんごをいただいてしまいましたが。

車で片道3時間(高速を使わずに、国道を走ったので。おまけに大雨でしたし)。

なるべく機会をつくって足を運んでみることにしたいな、と思っています。

次は宝塚の手塚治虫記念館に行きたいぞ。

昔1回行ったきりだから。

2日後が阪神大震災だったんだ。

※     ※     ※     ※     ※

(2006年5月23日追記)

自分のエントリが思いもよらないところで引用されているのを発見して驚きました。

「蜘蛛之巣城 駄文DEPO special01」

いや、なんら問題はないんですが。

無邪気に喜んでたことの裏にあるものを突きつけられて、ちょっと哀しくなった自分がいます。

山中湖の美術館は閉館しちゃったんですね・・・。

※     ※     ※     ※     ※

(2007年9月30日追記)

別のエントリにも書いていますが、いちのせは4月1日をもって人事異動のため水木しげる記念館を離れました。

現在はまったく水木ロードとは関係ない部署で、専門職のお仕事をしています。

でも、何かのかたちでずっとマンガにかかわり続けていきたいと強く思っています。

また、サイドバーに設置した「人気記事ランキング」で、このエントリがずっと1位になっていることを不思議に思っていらっしゃる方があるかもしれません。

上記に書いていますが、いがらしゆみこさんと「キャンディ・キャンディ」の原作者水木杏子さんとのトラブルに絡んで、関係サイトからこの記事にリンクがはられているためです。

リンク自体にはまったく問題はありませんが、その後の美術館の様子をお知らせしておかねば資料としては不公平なものになりますので、追記させていただきます。

現在、いがらしゆみこ美術館内には「キャンディ・キャンディ」に関する展示物は一切ありません。

キャンディファンとしてはとても残念極まりないことなのですが、これを条件に美術館と水木杏子さんが和解されたと聞き及んでおりますので、仕方がないことだと思います。

けれども、マンガもCGが主流になってきた今、丁寧な手仕事としてのマンガを知る上ではとてもすてきな美術館だと思いますので、ぜひお近くにお寄りの際は行ってみられることをお勧めします。

少女の夢の結晶のような美術館ですよ。

*****

続きを読む "倉敷いがらしゆみこ美術館に行ってきました!"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年2月 5日 (日)

銀河鉄道は遥かなり・・・

2月1日に発売された「銀河鉄道999」切手

1日の朝9時すぎに最寄の郵便局に行ったのですが、「売り切れました」の一言。
翌日市の本局に行ってみましたが、ここも売り切れ。
「明日もう一度入る予定です」と言われたので3日にも行ってみましたが、結局ありませんでした。

郵政公社のホームページでは3月まで在庫がある限り通販可能になってますが・・・。
これ、せめて最寄の郵便局で受け取れるようにして、送料かからないようにしてくださいよ~。
地方局にはどうせ少ししかまわってきてないから買えない、中央では在庫うなってますよ~じゃ、あんまりじゃないですか。

次は「名探偵コナン」が企画されてるそうで。
これこそ完売必至かな。
予約しとけって言われれば、そうなんですけどねぇ・・・。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年12月 3日 (土)

お茶碗来ました!

「tactics」のDVD全巻購入特典のお茶碗がやってまいりました!
いや~、申し込んだのが締め切り当日のしかも夜だったんで、果たして消印有効でも間にあってたんだろうかと心配していたんです。
一応、郵便局は本局のポストに投函しましたから大丈夫だとは思ってたんですが、10月なかばから発送するとか言ってなかったっけ?と思い出したのが、11月も終わるかという頃。
半分、間にあわなかったのかと諦めてましたわよ。

20051120_003

で、これがそのお茶碗。
天狗の茶碗みたいに汚くはありません(当たり前か)。
写真にはわかりづらいですけど、春華ちゃんが映ってます。反対側には勘ちゃんのイラストがついてます。
お茶碗の中にはむーちゃんのイラストも入ってます。
これに「tactics」のロゴいりお箸1膳付。
もったいなくて、使えそうにありません。
が、DVDの初回特典とあわせて、お食事セットが出来上がるんですね~。
お茶碗だけ1個しかありませんが、あとはランチョンマットやら、箸置きやらがペアになってます。
ちょっと幸せ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年10月22日 (土)

水木御大ご来館!

本日は水木しげる記念館に御大がご来館。

実はいらっしゃるというのは1週間ほど前に伺っていたのだが、今回はプライベートでゆっくりとしたいという先方の意向で、緘口令が敷かれていた。
で、本当は昨日いらっしゃるという話だったのだが、何事もマイペースな御大のこと。
今日のご来館となった。

が。
本日は事務局長は公休日だし、館長は大阪に出張してるし。
事務室はいちのせ一人しかいないのよ!?
ちょっと、あんまりじゃない!?

と思っていたら、大阪出張の館長が帰ってすぐに記念館に出勤してくださいました。
そのあとすぐに御大のご来館。
館長がいてくださってよかったよ~!

ロードは昨日暗くなってから街灯の明かりなどを楽しみながら歩かれたそう。
今日は竹内団地のPLANT-5を見たり、その近くで大きな鬼太郎の看板を出している飲食店を見学したり、鬼太郎のイラストが描かれたガントリークレーンを見学したりしてきたらしい。
御大はちょっとお疲れ気味で、暖かい事務室で椅子に座ってうつらうつらと居眠り。

熟睡していただいても困るので(^_^;)、いちのせの事務机の引き出しから「こーんなこともあろうかと」大切にしていた鬼太郎の主題歌レコードを取り出して、御大にサインを入れていただく。
「これはアンタ、珍しいもんですよ」と御大自らのお言葉。
サインの「る」の字がぐるぐるとご機嫌よく巻いております。
いちのせも友人からもらったレコードなのだが、熊倉一雄さんの歌うOPと加藤みどりさんの歌うEDの入った、キングレコード版は正真正銘のオリジナル。
しかし、記念館に飾られている水木プロから借りている展示品は滝口順平さんの歌うコロムビアレコード版なんである。つまりカバーヴァージョン。
保存状態はあんまりよくないけど、ちゃんとレコードはプレーヤーで演奏できます。

まわりの皆さんに「これはお宝だ」と言われることしきり。
ちょっと嬉しい。

その後、記念館の2階の企画展「鬼太郎ものしり大辞典」を見学される。
前にも見ておられるはずだが、いつ見ても新鮮らしい。
愛用のカメラに新しいフィルムを装てんして、写真をとりまくる。

しばらくすると、館内のお客様が御大に気づき始める。
最初は「え~、まさか~」だったのが、「ねぇねぇちょっと、アレ」に。
しかし、本日のお客様はとっても遠慮深い方が多く、フライングなしに皆さんがスタッフジャンパーを着たいちのせに「写真を一緒にお願いしてもいいでしょうか」とか「サインをお願いしてもいいですか」と尋ねてくださる。
公式行事のときなら御大にご無理をお願いするのだが、今回はあくまでもプライベート。一人にOKを出すと、フロアのお客様みんなが押し寄せてしまう。
申し訳ないと思いながらも「今日はプライベートでいらっしゃってますので・・・」とお返事すると、皆さんが了承してくださった。

御大はファンサービスは徹底していらっしゃるので、プライベートであろうとも頼まれればいくらでもご無理をなさいます。記念撮影もサインも、お断りになったことがありません。
でも、御歳83歳。後でものすごく疲れてしまわれるんです。
だから7月にいらっしゃったときには新しいブロンズもろくに見られなかったから、と今回の境港入りになったわけです。

皆さん、ご協力ありがとうございます。
おかげで御大は心置きなくゆっくりと好きなものを眺めていらしたようです。

御大をお見送りした後は、昨日から引き続いて産業技術フェアのドコモブースへの中継。
音声マイクがつながらなくなって、本当に携帯電話を握り締めながらの中継でしたわよ。

やっぱり自分の顔を見ながらの中継は勘弁して~!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月20日 (火)

「tactics」7 読了

「tactics」7巻、読み終わって初回特典のCDも聴きました。
感想は「いちのせけいの積ン読・乱読日記:『tactics 7』」にアップしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 4日 (日)

「tactics」7巻、出るんですね!

初回限定版がまたもドラマCDだそうじゃあーりませんか!?
慌ててネット書店を巡回したけど、もう予約が締め切られてます(T_T)
アニメイトのあるとこで確保してもらわにゃならんかな~?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年8月21日 (日)

コナン展

 コナン、と聞いて「名探偵」を思い浮かべるか、「未来少年」を思い浮かべるかで年代がわかりますが(笑)、いちのせははっきり「未来少年」の方です。
 が、今日のコナンは「名探偵」の方。

 知っている人は知っている、名探偵コナンの作者、青山剛昌さんは鳥取県大栄町の出身。
 歳はいちのせと同じですねぇ。
 で、この夏休みには大栄町と地元の新聞社の主催で「名探偵コナン展」が開かれています。
 21日まで。

 大栄町にもあちこちにコナンのブロンズ像が置いてあります。
 残念ながら数が多くなく、町内に点在しているので、境港の水木ロードほどの開き直りが足りない気がしていますが、コナンの里としてファンが訪れているようです。

 会場は水木しげる記念館の2階展示室くらいの規模かな。モノクロ原稿は原画が展示してありましたが、カラー原稿は複製原画がほとんどだったようです。まぁ、県が以前に環日本海漫画展をやったときにはカラーコピーでしたから、それに比べれば複製原画はかなり精密に出来てますからましですよね。でもやっぱりペンで線を引いた溝や色を塗ったときの水分で出来るわずかなでこぼこなどがないイラストは、見つめているとのっぺりと見えてしまいますね。まあ、カラー原画は特にカラーインクなどを使っていると光で褪色をおこしますから、仕方がないといえば仕方がないんですが。

 なーんて知ったようなことを一緒に行ったおきとうよくちゃんとくっちゃべっていたら、会場内で張り込みをしていた日本海新聞の記者さんに目をつけられてしまい、あやうくインタビューを受けるところでした。いちのせは「水木しげる記念館の職員なんで勘弁してくださ~い」なんて訳のわからん理由で逃げ、おきとうが犠牲になりましたから、もしかすると明日の新聞にインタビューが載ってるかも。

 物販コーナーではミニチュアのブロンズ像なんかも売ってました。→コナン探偵社
 ムービックの商品もありますが、少しずつ大栄町オリジナル(もうじき合併で北栄町になるのね)も増えてきているようなので、いっそのことコミケの企業ブースに出展したらどうでしょう?結構人が集まるような気がしますが。

 さて、コナン展を後にして、一路倉吉へ。
 本日のメインは倉吉シティホテルでのMIQさんのディナーショーです。
 これについては「ポピュラーソングサークル日記」に書いていますので、そちらを見てくださいね。

 ディナーショーまで時間がたっぷりあるので、倉吉のトマト&オニオンで昼食。
 そのまま、コーヒーなどを飲みながらおきとうと爆裂オタクトークに突入。
 長居してごめんなさい

 朝から晩までしゃべりっぱなしの1日でございました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年6月 2日 (木)

高山みなみさん結婚!お相手は・・・(^_^;)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:検索結果「高山みなみ」

 朝出勤する車の中で聞いていたローカルラジオで「高山みなみさんが結婚」というニュースが聞こえたんだよね。相手が聞こえなかったんだけど、鳥取のローカルラジオで言うくらいだから、相手は青山剛昌さんかな、と想像してたら、ビンゴ!でした。
 原作者と主演声優さんというのはよくある取り合わせですが、いちのせの知っている範囲ではあんまり長続きされないカップルが多かったような・・・。

 ま、何はともあれ、おめでとうございました。

 青山剛昌さんが同い年なのは知ってたけど、高山みなみさんもだったのね。.

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年5月16日 (月)

カッパの飼い方

 ちょっと最近はまっているもの。
 スカパー!で放映中のアニメ「カッパの飼い方」。
 このカッパのかぁたんがかわいいんだ。

 かぁたんという名前で笑えてしまったところで、すでに罠にはまったと言いますか。

 先日東京に行ったときに博品館でこのカッパのキャラクターグッズもあったような気がします。
 うーむ、たれの次にはカッパかい。
 ますます境港市民(^_^;)

 1話が3分しかないので、疲れたときにちょろっと見ると思わず元気が出ちゃう。
 これって原作もあるのかな?
 調べてみよう。
 「冬のソナタ」ではあんまりいいと思わなかったけど、萩原聖人さんがなかなかいい味を出してます。

 しかし、ひっくり返って元に戻れないかぁたんは実にかわいいぞ。
 カッパが飼いたくなっちゃう。

 ホームページがありました。
 ゲームなんかも出てるんだね。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2005年5月 4日 (水)

金魚屋古書店

金魚屋古書店 1 (1)

 古本屋さんっていい響きだよね。
 いちのせは大好き。
 最近は新古書店なるものに席捲されて、田舎ではなかなか従来の古書店が商売できなくなってきているみたいだけれど、まだまだ本当にマンガに限らず本が好きで古書店を守っている人たちはたくさんいらっしゃる。

 自分が住んでいる市内には昔からの古本屋さんってのがなくて、高校生になってから隣の市の商店街にある古本屋さんに行くのがとっても楽しみだった。
 中高生の頃はものすごくSFに傾倒していたから、「SFマガジン」のバックナンバーなんかを読み漁ってましたね。

 今みたいにマンガが主流になったのは、短大生になってからなのかな。
 小・中学生の頃は本屋さん自体が近所になくて、「科学と学習」とか小学館の学習雑誌(「小学○年生」って奴ね)しか手に入らなかったから。科学と学習はなんと学校で斡旋してくれていて、小学館のは近所の雑貨屋さん(というか今でいえばスーパーかな)で売ってたから。
 親はマンガ以外の本ならいくらでも買ってくれる人だったけどね。

 高校生になって、学校からあまり遠くない本屋さんに行けるようになって、それまでのマンガ不足が一気に吹き出たのか、お小遣いをマンガにつぎ込むようになりましたね。
 同時にアニメも好きだったから、主題歌レコードとかを必死にやりくりして買ってました。

 この本はそんな自分を思い起こさせてくれる珠玉の一品です。

 この本との出会いはまさにお仕事がらみでしたが(^_^;)
 「金魚屋古書店出納帳」をお持ちの方はご存知でしょうが、下巻に水木しげる記念館の開館日が舞台として出てきます。
 開館のときにはいちのせはまだ記念館にはいなくって、ただのお客さんの一人にすぎませんでしたが、後日事務所に送られてきた本を見て「芳崎せいむ」の著者名にびっくり仰天!!
 きっと取材に来られたときには誰も芳崎さんのことは知らなくて、失礼しただろうなぁ・・・という思いと、自分がファンなのでミーハーな下心(爆)から、編集部にお礼のお手紙を書きました。
 そうしたら、その数ヵ月後、芳崎さんご本人がいちのせをたずねて記念館に来てくださってまたまたびっくり!
 本にサインを入れていただいて、記念館の読書コーナーに置いてあります。

 で、今回はこのゴールデンウィークの出勤日。
 いちのせをたずねて小学館の方がおみえになりました。
 「取材の連絡とか入ってたっけ?」なんぞと思いながら応対に出ると、なんと芳崎さんが現在連載されている「月刊IKKI」の編集さんでした。こちらに旅行に来られたので、わざわざこの「金魚屋古書店」を持ってきてくださったのです。三度目のびっくり!

 この本を読むと、無性に好きだったマンガを引っ張り出して読みたくなりますよね。
 実家にたくさん置いてきているので(実家にダンボール一箱しか残してなかった主婦が信じられん)、読みたくなるたびに実家にとりに行っては、アパートを狭くしちゃうんですよね。
 誰かシンプルできれいに片付く収納法を教えてください(笑)。
 いっそねこたま堂はいちのせが継ぎたかったよぉ。

金魚屋古書店出納帳 上 IKKI COMICS

金魚屋古書店出納帳 下 IKKI COMICS

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月20日 (日)

「KIZUNA」X~たとえ腐女子と呼ばれようとも

 お久しぶりの「KIZUNA」です。
 前からずいぶん間が開きましたよねぇ?
 今回は未来を見据えた2組編って感じでしょうか。
 佳が最初の生意気な頃に比べたらずいぶんかわいくなっちゃいましたよね。
 もしかして退行してない?

 「KIZUNA」にはもうひとつ因縁があります。
 ドラマCDが出ているのですが、2枚目のCDに収録されているイメージソングを歌っているのが、いちのせの師匠、MIQ(三玖)さんです。
 最初「KIZUNA」のイメージソングと聞いて、「・・・KIZUNAってあのKIZUNA・・・?」と思わず聞き返してしまいました。
 すでに以前出ていたドラマカセット(←時代が・・・)などを聴いていたんですね~。
 確か間で圭の声が変わっちゃったので、それは聴いてなかったんですが。
 やっぱり圭の声は一条さんでなくちゃね。
 ・・・でも、実の兄にBLものを演じられる漫画家の心境って・・・!?

 で、MIQさんの話。
 マンガの中身はレコーディングのときに一応は見られたみたいです。
 でも、さすがに理解不能な世界だったみたいですね~(笑)。
 「描いた人は普通の人だったよ」って、まるでBL描いてるのは普通じゃない人みたいじゃないですか。まぁ、強く否定は出来んけど。
 いちのせが中身を知ってるって聞いて目を丸くしてらっしゃいました。わはは。
 いちのせってば思いっきり腐女子なんですが。
 でも、歌はあのオヤジがテーマでしたから、めいっぱいニューヨークナイズされてました。
 言われなくちゃ「KIZUNA」なんて連想できないような。
 しかし、あの当時どこからテーマソングをMIQさんが歌うなんて発想が出てきたんでしょ?

 福岡・佐賀で地震の被害にあわれた方に、心からのお見舞いを申し上げます。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月18日 (金)

ハガレン10巻~アニメが終わっても原作は前に進む

 9巻が妙に殺伐とした世界になってきてたので、正直言って読むのが辛くなってたんだけど。
 10巻だって立派に殺伐としてるけど、人の持つ暖かさがちゃんと感じ取れたから、辛くはなかったね。切なかったけど。
 だってね~、これ言っちゃおしまいなんだけど、主人公たちってば我が子みたいな年齢なのよ!?
 いや、いちのせに子どもはいないが。いてもおかしくない年齢なのは確かなわけで。
 それが自分より大人だったりするわけで、やっぱりそれって切ないわね。
 子どもにはなるべく長い間子どもでいてほしいもん。
 大人になったらもう引き返せないわけだから。

 少しでも明るい光が見えてきてくれるといいなぁ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月17日 (木)

「tactics」6巻

 最近本屋さんに行ってなかったもんで、6巻が出てることをうかつにも知りませんでした。
 木下さくらさんと東山和子さんのホームページで知って、慌ててネット書店で購入。
 今日届きました。

 前から、「何でタイトルが『tactics』なんだろう?」と思ってはいたんですが、今回の勘ちゃんの科白でなんとなくわかったような気がします。
 tactics=戦略
 ここでは「策略」という意味でしょうか。
 つまりは勘ちゃんの策略の物語、ということなのかな、と。

 しかし!
 本編の割合が少なすぎませんか!!
 作者お二人とも口を揃えて「描きたいけどよる年波に勝てない!」なんておっしゃってますが。
 やっぱり外伝は1冊にひとつくらいにとどめておいてください。

 ・・・で、今回は通常版を買ったんですが・・・やっぱり初回限定版を買うべきだったかと後悔。
 PCゲーム、やってみたいかも。
 2、3日後に限定版を注文していたら笑ってやってください。

 アニメの方も終わりが間近。
 見たいような、見たくないような・・・。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年2月11日 (金)

コミックス「マイネリーベ」買っちゃった

 アニメをチェックした余波で読んでしまいました。
 キャラクター原案が由貴香織里さんだけあって、アニメの登場人物はモロタレ目の軍団です(美形だから許す←腐女子モード)。
 で、実際にコミックスを描いているのは井沢 玲さん。
 いちのせは最近の新人さんをとんと存じ上げませんが、新人さんですよね?なかなか感じのいい絵を描かれます。
 内容はなにしろ元になったゲームのコンセプトが「美しい少年たちから素敵にくどかれよう」(←ゲームプロデューサー、冷泉弘隆氏・談)ってくらいですから、想像には難くありませんね。まあ、アンジェリークのように女王様になるなんぞという試練がないだけです。その代わりに生き別れになったお兄様を探す、という目的があるわけなんですが。

 正直言って、これは由貴さんがそのまんまコミックス化しなくて正解だと思いました。アニメのちょっとお耽美がかった世界をコミックスでやられると、これは花とゆめには載せられない作品になってしまうのではないかと。っていうか、アニメから入ってゲームの内容を知ったときにぶったまげましたからね。アニメはどっぷりと腐女子向けの世界。ゲームは自分が主人公になって少年たちに口説かれるという、健全な世界なわけですから(^_^;)

いちのせけいの「積ン読・乱読日記」はこちら




マイネリーベ(1)永遠なる夢想曲

マイネリーベ(1)永遠なる夢想曲

著者:伊沢玲
出版社:白泉社
本体価格:600円


楽天ブックスで購入する楽天ブックスで購入する


<関連商品>

DVD「吟遊黙示録マイネリーベ 第一楽章」

DVD「吟遊黙示録マイネリーベ 第二楽章」

DVD「吟遊黙示録マイネリーベ 第三楽章」

PS2ゲームソフト「マイネリーベ」

GBAソフト「耽美夢想マイネリーベ」


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年2月 5日 (土)

DVD三昧

 社会復帰してしまうとしばらくは元気。

 で、最近は寒くて記念館もお客さんが少ないので、さくさくと後片付けをして、さくさくと帰宅して、さくさくと夕食を作って食べて、そのあとのーんびりとDVD三昧してます。
 スカパーとレコーダーを酷使して、録るだけ録りまくり、あとでゆっくり見たいのだけより分けて見てますが、また面白いのが多いんだ、これが。

 最近のヒットは「白獅子仮面」かな。
 これも昔リアルタイムで見ていましたが(と・・・歳がばれる・・・今更か)、ははは、今見るとやっぱり笑える。
 当時は結構まじめに見ていたような気がするんですが、エンディングなんかは笑い転げますな。
 おまけに雄叫びが・・・。獅子が吼えると書いて「ししく~!!」とか叫ぶ訳だ。もうちょっとかっちょよくならんかったんかな。

 「吟遊黙示録マイネリーベ」がたった13話で終わってしまって、ちょっと肩透かし。
 なんだか、何にも謎が解けずに終わったぞ。
 タレ目の軍団だろうと、美形ばっかだったから許されたのに。
 しかし、これってゲームは育成恋愛ゲームだったのね。コナミさん、裏版出したほうが売れると思います。え?裏版とはなんぞやと?それは腐女子が泣いて喜ぶものに決まってますがな。
 オルフェ役のS井くん、普通にしゃべっているときの声と演技してるときの声が見事に変わりますね。それだけ演技にはきっちり集中してるってことなんでしょう。マイネリーベは全体的に息で表現するせりふが大変多いので、声だけ聞いてるとやっぱり腐女子モードになっちゃいます。

 スカパーはとってもありがたい情報源だけど、お願いだから一挙放映と毎日放映はなるたけ少なくしてほしいです~。エアチェックが間に合わないもん。やっぱり毎週○曜日、ってのがリズム的にすっきりするなぁ。

 さあて、そろそろ車のCDチェンジャーに入れるCDも入れ替えないと・・・。

<関連サイト>
「吟遊黙示録マイネリーベ」ホームページ


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年2月 2日 (水)

tactics三昧・・・

日曜日から3日間、プチうつ発作が出て眠り続け。
寝ても寝ても熟睡してるってのは・・・(^_^;)

で、ようやく復帰してきましたが、世の中は寒波に襲撃されておりました。
明日は早起きして歩きで出勤しなければ。
んでもって、雪かきが待っている。

さて、自分でも呆れるほど「tactics」三昧しております。
DVDの初回限定版やCDを全巻予約、ついてくるグッズににやけておりまする。
今頃こんなにはまるものにぶち当たるとは・・・!
なぜハガレンにははまらなかったんだ!?
全話録画するほど好きだったのに。

どうもキャラクター的に勘ちゃんに魅かれてるみたいです。
あの、一筋縄ではいかない性格が好み。
春華役の櫻井くんも久々に興味を誘う声優さんだしねぇ。
何より、いちのせをはめた人物の影響がいちばん大きいと思っているんですが、本人は「ほーほほほほっ!」と笑って逃げていくだろうなぁ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年1月28日 (金)

鬼太郎映画化!?

Yahoo!ニュース - エンターテインメント - スポーツ報知

たまげました。
ええ、たまげましたとも。
ぜんぜんそれらしい情報は入っていなかったんです。

実は今日まで、うちの館長が水木プロのマネージャーさんと一緒にバンコクに行ってたんですが、そこでもぜんぜんそんな話は出ていなかったそうです。
水木プロと東映動画が裁判で争っていた関係で、早くても鬼太郎の新しいアニメは今年の秋以降、ということだったんですが。
しかも松竹の2005年映画のラインナップの発表だというのに、2006年公開の鬼太郎が話題のトップをさらっちゃってるし(^_^;)
この夏公開の角川映画「妖怪大戦争」がどうやら当たりそうだと見越してのことでしょうか。

しかし、それにしても問題はキャスティングですよね。
ちゃちなもんつくったらそれこそ、ファンも水木関係者も承知しませんよ。
いやあ、以前のフジテレビ版があんまりだったもんで、不安が大きいですよね。

今年は「妖怪大戦争」、来年は「ゲゲゲの鬼太郎」と、うちには追い風の話題なんですが、さて、それに便乗してどこまでがんばれるか、それを問われますよね。ふんどしを締めてかからねば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月23日 (日)

加山雄三の「ブラック・ジャック」見てる?

知っている人は知っている。
加山雄三主演の大怪作です。
いちのせは小学生の時かな?
リアルタイムで見てました。
あの奇怪なオープニングはよくプレイバック特番で見ることが出来ましたが、今になってスカパー!で見ることができるとは思いませんでしたよ。

子ども心に「大人のくせにけったいなもん作るな~」と思ってましたが、改めて見るとやっぱりこんなものを大真面目によくつくったなと思いますね。
なにしろ加山雄三ですよ?
あの大物俳優がブラックジャックのコスプレ(にしか見えません)してるんですよ?
しかも共演者が秋吉久美子やら藤岡琢也ですよ?
コスチュームデザインがコシノ・ジュンコですよ?
バラエティ番組とかじゃなくて、ちゃんと夜の9時代(だったと覚えてます)の大人の時間のドラマだったんですよ?

今じゃ考えられませんわね。

はっきり言ってあの作品を実写で映像化するのにはものすごく無理があります。
しかも舞台を日本国内に限っちゃってるもんだから、設定が苦しい(^_^;)
なんでブラックジャックだったんだろう。
結構まじめなドラマが、いきなりブラックジャックの登場でお笑い変身ものになっちゃうんですもん。
ブラックジャックを原案にした別物のドラマにしちゃえばよかったのに。

そういえば、アニメの新作も見なくなっちゃったなぁ。
大塚明夫さんの声は、なかなかブラックジャックにはいいなあと思ってるんですけど。
なんだか作品自体に力がなくなっちゃってるといいますか。
「火の鳥」もそうだったけど、原作はあんなに面白いのに、それで昔はアニメも面白かったのに、最近作られたのはなんで気の抜けたサイダーみたいな印象しか残らないんでしょうね?
今のアニメを見たら、手塚御大はどうおっしゃるものでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年12月18日 (土)

藤原芳秀さんの原画展開催情報

渡辺美術館「藤原芳秀原画展」

鳥取出身の漫画家さん、藤原芳秀さんの原画展が、1月2日(日)から31日(月)にかけておこなわれます。
初日にはサイン会もあるらしい。
いちのせは勤務の日だから行けないなぁ。
期間中に一度は見に行ってみたいと思いますが。
なお、火曜日が休館日だそうです・・・ってうちと一緒じゃん。

◆     ◆     ◆     ◆     ◆

<参考サイト>

「週刊ヤングサンデー」公式ホームページ

はてなダイアリー 藤原芳秀

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年11月28日 (日)

小学校にもコナンの銅像かぁ

日本海新聞ニュース:小学校に名探偵コナンの銅像

 鳥取県ってもっと自信持って漫画王国だってのをPRしてもいいよね。
 日本一人口が少ない県でありながら、漫画やアニメの関係者の多いこと。
 もっともみんな県外に出ちゃって、東京で活動するんだけれども。ま、今の日本の一極集中の現実では仕方がない。東京行かなきゃ仕事にならないんだもの。

 んで、青山剛昌さん。
 年齢的にはいちのせと同い年ですな。
 母校の第一回卒業生だそうな。ずいぶん新しい小学校なんだなぁ。
 コナン大橋に始まって、大栄町にも少しずつコナンが増えてきてますが、まだまだこだわりが足りないと思ってます。行ったことのある人ならわかると思うけど、コナンの人気の割にはとっても寂しいところです。もっとでかでかとPRしないと。
 版権の問題などがあるのかもしれないけれど、コナングッズの買える店は大橋のたもとの1軒だけ。グッズも全国発売されているものが主流です。一部ブロンズ像の写真を使った絵葉書などのグッズがありますけど。コナンの好きな友人にお土産を買おうにもアニメイトなんかに行った方が物が豊富だもの(^_^;)
 
 田舎のことですから、まだ「たかが漫画」という風潮があるのでしょうか。
 漫画とアニメはいまや世界に誇る日本の文化であることを認識すべきなのですが。
 「コナンの里づくり」なる組織もあって、うちにも視察に来られましたが(←視察、というお役所的な考え方自体が絶望的)、おじさんおばさんが顔つき合わせても漫画に関していい案が出るもんじゃないでしょう。もっと地元のヲタクを活用しなさい。

 そういう点では今回の小学校の銅像はPTAの発案だったそうな。
 子どもに手紙を書かせるあたりはいかにも姑息だけど、銅像ばっかり増やしても後が続かないよ?
 もっとしたたかに便乗するヲタクはあらわれないのかしら。
 確かアニメのコナンの主題歌を歌っている歌手のプロモーションビデオに由良の駅名が出てたりしてたはず。テレビCMで何回か見た。でも、地元ではこれっぽっちも話題にならなかったな。つくづく商売が下手だよねぇ。

 水木ロードは先生の本拠地が調布であるにもかかわらず、水木ファン、妖怪ファンの聖地とまで言っていただけるようになった。
 でもコナンロードは聖地にはまだまだ遠いよね。

 今いちのせが記憶だけでぱっと並べられるだけでも、鳥取なら谷口ジロー(漫画家)、MIQ(歌手)、中部なら青山剛昌(漫画家)、西部なら水木しげる・伊藤ゆう・石田 走(漫画家)、紺野たくみ(小説家)、長谷川 洋(スタジオ・ディーン取締役)、赤井孝美(イラストレーター)などなどものすごく豊富な人材が全国レベルで活動してる。少ない人口を考えるとものすごく高い割合だ。

 東京がアニメーション大国をアピールしてる(そりゃそうだ。一部地方や海外に頼ってても、製作会社は東京にあるんだから)ように、鳥取県も負けない声でヲタク大国をアピールしてやれ!って思いっきり嫌がられそう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年11月 4日 (木)

「悪魔の黙示録30」 ああ、また終わってしまった・・・

悪魔の黙示録 30 ホラーコミックス

 今年は一体何回このせりふを口にしたことでしょう。
 ・・・ついに終わってしまいました。
 この作品も一体何年読み続けてきたことでしょう。
 巻数こそ30巻だけど、一時は「天を見つめて地の底で」と交互に連載をしていたりして、時間はたっぷりかかっているのです。
 そして、やっぱりこういう終わり方しか出来なかったのかなぁ・・・と。
 いちのせは精神的にも庶民なので、悟りはとても開けそうにはありません。
 いくら精神論で「いつもそばにいるよ」と諭されても、目に見えて触れることができて、会話をすることが出来る、そんな存在に執着してしまいます。
 炎の蜃気楼のラストもしかり。
 作品の中で残された人々はそれなりに悟りを開いて納得しているようですが、読者としてのいちのせはとうてい納得出来ない結末なのです。
 庶民的な、俗物的な幸せを追求出来なくなったら、精神論での幸福に満足してしまったら、なんだか人間でいる意味がないような気がして。

 やっぱり、泣いて笑って悩んで怒って喧嘩して傷つけあって、そして慰めあえる存在を失いたくないと思います。


<今日のオーマイガッ!>
 本当は今日は休暇をとりたかったんだよね。
 でも、3人しかいない裏方のうち一人がすでに休暇をとっちゃってて、管理職である上司から「少なくとも二人は勤務しているように」と申し渡されてるもんだから、休暇を諦めた。
 が、言ってる当の本人がいきなり「今日は昼から休みをとる」って言ってさっさと帰っちゃった。
 ・・・何なの?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004年11月 1日 (月)

あなたに話さないからといって、誰にも話さないわけじゃない

 日曜日だけどお仕事の日。
 昼食は行きつけのレストランに食べに出るんだけど、今日は店内に見知った顔があった。
 ご町内で母と同級生のおばさまと、前の職場の同僚、前の職場でお世話になることの多かったおばさま、などなど。
 午前中に前の職場で「心の健康講演会」があって、その帰りらしい。
 しばらくは近況報告などで盛り上がっていたんだけど、そのうち母の同級生のおばさまが興奮しながらまくしたてているのが聞こえてきた。
 講演会で「うつ病の人に『がんばれ』と言ってはいけない」と聞いてきたらしい。

 いわく、でもはっと気がつくと「がんばれ」って言ってるのよね。でも、何かある人は普通に話をしてても悩みを話してなんかくれないし。そうしてどんどん一人で悩んじゃってるから、なんとか話せるようにしてあげなくちゃいけないと思うのよね。引きこもって、見るからに悩みのありそうな顔をしているんだもの。「私もいろいろあったのよ。一緒にがんばろうね」って言っちゃいけないのかしら。

 ご説はごもっともなんである。
 でもね。
 あなたに話さないだけ、という可能性は考えないのかな?
 少なくとも私はあなたのようなスピーカーには絶対に打ち明け話なんかしたくない。

 背中でおばさまの熱弁を聞きながら胸の中でつぶやいてしまいました。
 つらいときこそ、話を聞いて欲しい相手は選ぶよねぇ。
 それを自分に話さないから「この人は辛さを話そうとしないから自分を追い詰めるんだ」なんて思われちゃ、それもたまんない。
 心が辛いときにはそういう自己満足な親切がいちばんこたえるんだってことも、講演会で言っといてほしかったな。

 以上プチうつ進行形の人間からのつぶやきでした。


 さてさて話はがらっと変わって、30日の土曜日はジャスコのお客様感謝デーなので、1週間分の食料と日用品の買出しに出てまいりました。
 あれ?そういえばもう「燃えよドラゴンズ!2004」が聴こえてなかったような・・・。
 コンタクトも切れちゃったので眼科受診もすませて、久々に本屋さんに行ったら、買い込んでしまいましたわよ。小説やら漫画やら。両手に抱えて帰ってまいりました。
 はなちゃんに見事に引きずり込まれた「tactics」。原作本が5巻まで出てたので一気買い。アニメもなかなかおもしろいけど、原作はもっと人物の性格設定がはっきりしてて、しかも結構コミカルでおもしろいですね。
 まだ同人誌を出しそうなところまでは沸騰していませんが、かなり脳みそが腐腐腐な状態になってまいりました。


tactics 1 BLADE COMICS
tactics 2 BLADE COMICS
tactics 3 BLADE COMICS
tactics 4 BLADE COMICS
tactics 5 BLADE COMICS

 他には「美貌の魔都・ふたり晴明」を橘 皆無さんが漫画化したもの。
 いや~ん、いつの間にこんなおいしいモノを。

美貌の魔都・ふたり晴明 (1)Wings comics
美貌の魔都・ふたり晴明 (2)Wings comics

 コミックスももちろんですが、原作小説のほうもオススメです。

美貌の魔都・香神狩り(新書館ウィングス文庫)
松殿理央著

出版社 新書館
発売日 2004.07
価格  ¥ 924(¥ 880)
ISBN  4403540813

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

 晴明を扱った作品の中でも、結構変わった視点の作品です。 

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2004年10月25日 (月)

思わずうるうる!の「紅茶王子」最終巻

紅茶王子(25)完(花とゆめコミックス)
山田 南平

出版社 白泉社
発売日 2004.10.19
価格  ¥ 410(¥ 390)
ISBN  

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

 ついに終わってしまいました。
 なんだか今年はこのフレーズをよく使うなぁ。
 主人公たちは成長していきました。
 でも、しっかり地に足をつけて、ただの夢で終わらない終わり方で。
 アールグレイの言葉が身に染みましたね。
 「生きてくことに逃げなんてない。あるのは選択だって」
 そうなのかな。そう思って自分も自分に自信を持ってもいいのかな。

 でねでね!
 奈子ちゃんがもーすっごくいい女になっちゃってるんだもん!
 泣いて、わめいて、ぶつかって、砕けて、笑って。こんなにいい女になるんだね。
 ちょっと意外だったのがハルカくんがあっさり別の彼女つくってたこと。一時期の三角関係はなんだったんだ?もう一息奈子ちゃんにアタックするのかと思ってたんだけどな。

 久々にリーフティーをていねいにいれて飲みましょうか。
 残念ながら満月じゃないけど、ね。


<本日のサプライズ>

 職場で朝のミーティングを始めようとしたら、窓に思いっきりぶつかった鳥が1羽。
 脳震盪を起こしたらしくて、窓の外にひっくり返ってた。
 ちょうど来ていた建設会社の若いお兄ちゃんがびっくりしておろおろしてたけど、しばらくしたら気がついて、でもぼーっとうずくまったまんま。
 うちの上司が靴で突っついたりするから、ちょっと腹が立って救出に行ってみた。
 すずめかつばめだろうと思ってたら、なんとウグイスだったよ。
 まだ巣立ちしたばかりなのか、頭をなでてやったらかぱっと口をあけた。
 怪我もしてなかったし、足や翼も折れてなかったので、時間がたてばちゃんと飛んでいけるだろうと判断して、中庭の木陰に座らせておいた。
 1時間くらいしたら、自力で飛んで行けたらしい。
 スタッフによると、誰もいないのに中庭に通じる自動ドアが急に開いたので見てみたら、いなくなってたって。
 挨拶して旅立ちましたね、って話してた。
 ちゃんと元気に育って、来年の春にはホーホケキョを聞かせてね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年10月 1日 (金)

『フルーツバスケット 15』そうか、お母さんかぁ・・・

フルーツバスケット 15(花とゆめCOMICS)
高屋奈月著

出版社 白泉社
発売日 2004.09.17
価格  ¥ 410(¥ 390)
ISBN  4592178858

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

 意外に15巻が早く出ましたね。
 今回は由希くんの内面告白から始まりましたが。
 そうかぁ、お母さん、ね。
 だんだんとそれぞれのポジションがはっきりしてきましたな。

 しかし。
 奇想天外な設定にもかかわらず、なぜにここまで突っ込んでこられるかね。
 なんだかものすごい悲劇になりそうで怖いよ。

 アニメの主題歌を歌っていた岡崎律子さんは若くして亡くなってしまいましたね。
 独特の雰囲気をもった歌を歌われる方だったので、とても残念。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年9月30日 (木)

『最遊記RELOAD 4』

最遊記RELOAD 4(Zero‐sum comics)
峰倉かずや著

出版社 一賽舎
発売日 2004.09.25
価格  ¥ 760(¥ 724)
ISBN  4758050953

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

 はい、『最遊記RELOAD 4』です。
 ようやくお目にかかれました。
 話・・・なかなか先に進みませんね。
 とはいえ、新章に入ったので期待しましょう。

 個人的にツボだったのは、悟空のみかんの数え方。
 食べちゃうからゼロ。人数分あるからみんなが一個ずつ食べてやっぱりゼロ。
 いいなあ、こういう感覚って。
 最近、ゆとりのなくなった人たちに大切なのは、この感覚だと思ったんだけど。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004年8月31日 (火)

『おとぎ奉り 壱』水木記念館から広がっていくもの

おとぎ奉り 1(Gum comics)
井上淳哉著

出版社 ワニブックス
発売日 2003.01
価格  ¥ 945(¥ 900)
ISBN  4847034376

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

 先日うちの職場のボスが、商工会議所の出張で土佐中村市に行ってきました。
 そのとき、自分が水木しげる記念館の館長でもあると自己紹介したところ、この本の作者、井上淳哉氏のお兄さんがやはり商工会議所の幹部だったらしく、この本をもらって帰ってきたのです。
 ボスがきいてきたところによると、やはり井上氏も水木しげるさんの影響を受けて、妖怪マンガを描き始めたとのこと。直接・間接にかかわらず、そういう漫画家さんってけっこういらっしゃいますよね。
 ボスは少し前のブログにも書いたように、すぐその場で何事もすませていく人なので、この本ももらってすぐに読んでしまったらしい。「けっこう面白かった」と言って、いちのせに本を貸してくれました。わはは。いちのせの方が読むのに時間がかかっちゃったよ。

 結論から言うと、けっこう面白かったです。あ、ボスとおんなじ意見だ。
 しかし、連載誌が『コミックガム』だということを考えると、いちのせは読まずに終わってしまっていた可能性の方が高かったですね。妖怪マンガって、かなりレベルが高くて人気が出ないとフォローしきれないくらい多いから。今回は偶然が重なって出会うことが出来た作品って感じです。

 こういう、御大の影響を受けた漫画家さんの特別展とかが組めると、うちももっと面白いと思うんだけど。企画を考えている余裕がないのと、企画を根っからのお役人の上司に受け入れられるようにプレゼンテーションしていく能力が不足しているのと、うちの施設には企画展を組むためのスペース自体がないのと。ないないづくしの中でも打開策は絶対にあるはずだとは思うけど、今はひらめかない。

 『3×3アイズ』とか『うしおととら』とか『最遊記』とか『百鬼夜行抄』とか。妖怪を題材にしたマンガは星の数ほどあるんだから、こういったものをていねいにひとつづつ企画展示してみると絶対に面白いよね。見るほうも企画する方も。そういったやわらかさも持たせないと、うちの職場もいつかは袋小路にはまってしまうんじゃないかと思うし。

 御大を発端にしたもしくは妖怪を発端にした日本が誇るマンガ文化。これはうちのひとつの大きな柱だと、いちのせは勝手に解釈してるんだけどな。
 二本目の柱が民俗学的な妖怪学。
 三本目の柱がこれまた日本が誇るアニメーション産業。
 この三つがうちの大きな柱だと思ってるから。

 どういうきっかけであれ、せっかく琴線に触れたものだから、接点はきちんとつかんでおきたい。いろいろな作品を読んでそれを人に紹介もするし、感想をお互いに話し合ってみたりする機会がもてるほどのストックを持っておきたい。
 せっかく自分がオタクであることを武器に、本来ならば足を踏み入れることなど出来なかったはずの職場に鎮座させていただいてるんだから。めいっぱいオタク度を上げさせていただきましょう。

 そう言いながら、今日はアニメについての知識など皆無のボスに、アニメの鬼太郎の声優さんや主題歌を歌っている歌手の変遷について説明をするはめになってしまったわ。
 ボスは2代目鬼太郎の声優さん、戸田恵子さんがアンパンマンの声もやっているのを知って、ちょっと目を光らせてましたねぇ。強引だけどアイデアマンなので、また面白い企画をぶちあげるかも。ちょっと期待してみよう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004年8月30日 (月)

『PAPUWA 5』出ましたね

PAPUWA(5)(ガンガンコミックス)
柴田 亜美

出版社 スクウェア・エニックス
発売日 2004.08.21
価格  ¥ 410(¥ 390)
ISBN  

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

柴田亜美先生の公式サイト「かげろうの墓」

 発売日から1週間も買いに行くのを忘れておりました(^_^;)。
 『PAPUWA』も新章に突入です。
 表紙にコタローちゃんの姿がなくなってたので、もしかしてまったく別世界!?とおののいてしまったのですが、とりあえずコタローちゃんは一旦退場、というところですね。きっと再会するときにはぐっと成長した彼の姿が見られるのでしょう。
 そして!パプワくんの傍らにはシンタローさんが帰ってまいりました!!
 本当はシンタローさんがパプワくんとともに行動するというのは、もう期待してはいけなかったのかもしれない。彼らの物語は一度は完結しているのだから。
 でも、感情的にはやっぱりパプワくんの隣にはシンタローさんがいてほしいのね。←気分はタンノちゃんやイトウくんと変わらないかも。

 新章は気がつくとほとんど一話完結形式。案外こっちのほうがテレビアニメにはあってたりして。内容的にテレビには過激?特にアラシヤマに対するシンタローさんの態度なんて、輪をかけて躊躇がなくなってるし(^_^;)。
 そして、やはりしゃべるチャッピーってのはコワイです。いや、しゃべってるのは青の玉なんだけど。
 どうにもシンタローさん登場あたりから、頭の中では『南国少年パプワくん』のキャストで声が聞こえて困ります。
 『PAPUWA』のキャストも十分がんばってたと思うんですが、どうにも前作のキャスティングはインパクトが強い方が多すぎましたよね。特にシンタローさんとマジックは緑川さんと速水さんに続けて欲しかった気持ちが強すぎて。

 今回は同時発売で『カミヨミ』も発売になっているんですね。なんでも売り切れ店続出ですでに重版かかってるらしいですが、いちのせも出かけた本屋さんで実物にはお目にかかれませんでした。雑誌も読んでいないのでぜんぜんどんなお話だかわかっていないのですが、見つけ次第アタックしてみましょうかね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004年8月27日 (金)

『紅茶王子 24』が出ててびっくり

紅茶王子 25 花とゆめCOMICS


 『紅茶王子』の25巻が出てたんですが、今回えらく早いペースで出てませんか?24巻を買ったのがついこないだだったような気がするんですが。
 雑誌のほうをまったく見ていなかったので知りませんでしたが、連載はもう終了しちゃったんですね。
 単行本も次の25巻で終了だそうです。
 最初は本当に「紅茶の好きな読者を魅了するおとぎ話」という感覚で読んでいたのですが、いつのころからだったでしょうね?とてもシビアで切ない物語になってきてしまったのは。
 後半に収録されている番外編もやっぱり切ない物語でした。
 呼ばれて出てくる紅茶王子がセイロンだったっていうのが意外ではありましたが、ずいぶん精神的に成長していた彼を見てちょっと嬉しくなっちゃったといいますか。
 結局、紅茶王子ってなんだったんでしょうね?
 おとぎ話でもない、かといって普通の恋愛ドラマでもない。
 紅茶のレクチャーブックでもない。
 でも、これを読んでおいしい紅茶を飲みながら切ない気持ちにはまっていった仲間は多いんでしょうね。
 最終巻を読むのがちょっと怖い気もしますが、待つことにします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年8月14日 (土)

30万人・・・

水木しげる記念館 入館者30万人
※入館者30万人を記念して、プレゼントも始まってますよ~。

 いちのせの職場では、本日入館者30万人を迎えました。
 ちなみに20万人は1月でした。
 だから半年ちょっとで10万人のペース。
 人口が3万7千人の田舎町に、よくこれだけの人が入ってくれたもんだと思います。
 決して大きくはない建物です。
 展示もびっくりするような仕掛けも、高価な展示物もありません。
 お金も最低限しかかけていないから、その後の運営はまさに手作りです。
 2年目を迎えた今年は、なんとか2年目のジンクスに負けまいと必死です。

 8月に入ってからお客さんにアンケートをとっています。
 半分以上が面白半分に10歳にもならないような子供に書かせたもので、正直言ってあんまり参考になりません。
 そして出した用紙の3分の2が、記念スタンプを押す台紙に使われていってしまいました。
 ・・・紙だってただじゃないし、税金を使って買ったものなんだけどな・・・。
 普通スタンプを押したいなとか思ったら、スタンプブックを買うとか、最低でもスタンプの押せるようなものを(絵葉書とかガイドブックとか)買いませんか?最近のお客さんは当たり前のように「スタンプ押すから紙をくれ」とおっしゃいますが・・・。
 いや、スタンプの話は置いといて、アンケートの話。
 数少ないまともに回答してあるアンケートは考えさせられるものばかりです。
 対応できるものはなるべく早く対応するように努力してますが、中にはちょっと悩んでしまうような意見もあり。
 たとえば。
 うちは美術館とまではいきませんが、漫画家の記念館ですから「見るもの」が中心になってくるわけです。
 中には妖怪のジオラマなんてのもありますが、これはデリケートに出来ているのでもちろん触ってもらっては困ります。
 グッズ類にしても、今では入手困難なものを展示しているわけですから、ウインドウの中で厳重に保存。
 つまり、美術館などもブロンズの彫刻などでない限りは一般的に展示物に触ったり出来ないのと同じで、実際に触ってもいい展示はないわけですね。触れるブロンズ像は外に86体も設置されてますし。
 でも、アンケートの中には視覚障害の方からの意見もあって、触れる展示について配慮しろとか書かれているわけです。

 アンケートの意見を100パーセント取り入れなくちゃいけないわけではありません。
 中には理不尽な意見や、あきらかに認識不足から出た意見もあるわけですから。
 でもやっぱり一つ一つの意見を大事にしようと思うと、考えちゃいますね。
 うちの位置づけってなんなんだろう?
 一人の人物を掘り下げて理解していただくための施設なんだから、遊園地やお化け屋敷ではない。
 図書館や本屋でもない。
 子供の遊び場でもない。

 知的好奇心を豊かにしていくための施設・・・というふうに考えたらいいのかな。

 けれど、お客さんが多くなる時期には、ものを食べながら入ろうとする人や(図書館や美術館ではしないと思うんだよね。うちならかまわないと思われてるんだろうか。しかも食べ終わってから入るんじゃなくて、預かっといてくれとかいわれるし)、ペットを一緒に連れて入ろうとする人、「撮影はご遠慮ください」の看板の前で堂々と写真を撮り始める人、挙句には「写真を撮らせないなら入るのやめましょ」という人などが次から次へと現れて、人間ってほんとにさまざまだなぁと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年7月27日 (火)

JOKERシリーズ完結

 原作・麻城ゆう/作画・道原かつみさんの『JOKERシリーズ』が完結してしまいました。
 いちばん最初から(単行本でだけど)読み続けていた作品だったので、本屋さんで「完結」の文字を見たときには正直言って衝撃を受けました。そうか、18年もたってたんだ・・・。インターミッションも長かったけど、そんなに長いことジョーカーやリィンとつきあってきたんだな・・・。

 リィンはいたってノーマルだったので、彼が思い浮かべるジョーカーは女性型でしたが、やはりいちのせが好きなのは男性型のジョーカーでした。
 道原先生は広島在住でいらっしゃるので、以前は時々岡山などの同人誌即売会にもおいでになってらっしゃいました。
 いちのせの宝物のスケッチブックには、10年以上も前に岡山の即売会で偶然お隣のスペースにいらっしゃった道原先生に描いていただいた男ジョーカーのイラストがあります。

 麻城先生のあとがきには「リアルタイムでずっと読んでいてくださった奇特な読者様はいったい存在するのでしょうか?」なんてありますけど、単行本がすべて初版でもよければ(つまり出たらすぐに買っていたということでもよければ)、確かにここに存在しておりまする。

 そして、リィンっていうのはとってもしなやかで強い心の持ち主だったんですね。
 ジョーカーがいなくなっても、ちゃんと別の恋をするって決めている。過去から抜け出せずに立ち止まったりするつもりがない。一見ひ弱そうに見えるリィンの強さを知っていたからこそ、ジョーカーも恋ができたんですね。
 物語はハッピーエンドなのかどうかよくわからないけれど、でもこの出会いは確かにいちのせのある部分を構成することになりました。

 道原先生、麻城先生。この出会いに感謝いたします。
 ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年7月 1日 (木)

水木しげる記念館友の会

 水木しげる記念館のホームページはこちら。

 今日からいちのせの職場では「友の会」の会員の募集を始めました。
 とっとり花回廊さんと合同で記者発表までやって、どうやらあちこちの新聞に記事が載ったらしいですね。
 今日は朝から問い合わせの電話がかなり入ってきました。
 当分はこれの事務で忙殺されそう。

 でも、ルーティンワークが減るわけではない。
 事務局の手間だけでも一人人手がほしいくらいなんだけど、うちの上司はパソコンが苦手なので、パソコンで作らなくちゃならない書式はすべていちのせに回ってくるし、メールアドレスひとつ教えるのにも、わざわざいちのせに電話をかわらせる。
 しかも、昨日契約が必要な業務に契約書を交わしていないのが発覚し、それもいちのせが引き受けなくちゃならなくなった。

 やってもやっても机の上が片付かないってのは、人間をすさませますね。
 ゆとりをもって、丁寧に仕事に取り組みたいし、人とも丁寧に付き合いたいのに、だんだん人の言うことに耳を傾ける余裕がなくなってきているのを自覚しています。
 やばいっす。

 とはいえ、お役所で金儲けをしようというのですから、泣き言は言ってられない。
 興味があったら友の会にご入会ください。
 今はまだあんまり魅力がないかもしれないけど、いろいろできることはやってみたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年5月28日 (金)

「ギャラリーフェイク」を読みながら

 またもイラクで日本人が犠牲になったらしい。
 フリージャーナリスト、しかもそのうちのお一人はこの春までNHK鳥取放送局に勤務していたという。
 ディレクターさんだったというから、もしかするとお仕事でお会いしたことがある人かもしれない。
 手元には名刺はなかったけれど、テレビで見る写真は、なんとなく見たことのある顔に見える。

 で、そんな中、たまたま昨日読んでいた細野不二彦の『ギャラリーフェイク』が心に引っかかってしまった訳だ。
 単行本の15巻。
 「戦場に消ゆ」。
 ある戦場カメラマンの話。
 たいていの場合、戦場カメラマンというのは「戦争の悲惨さを正確に伝えて、世界の平和を訴える」と評されるものだけれど。
 細野氏の解釈は違ったわけだ。
 そして、いちのせも自分なりの解釈をした。
 現在まで戦争の悲惨さを伝える写真は洪水のように溢れているのに、では世界は平和になったのか?

 答えははっきりしている。
 NOだ。

 伝えるだけでは平和はこない。
 伝えるだけでは足りないのだ。
 平和は築かなければならないものだから。
 伝えて、そのうえで建設的な何かをおこなわなくては、役に立たない行為なのだ。

 伝えることが無駄だと言っているわけじゃない。
 だけど、それだけでは自己満足に過ぎないのじゃないか?

 今回の犠牲者の奥様は、記者会見で気丈にも微笑を見せた。
 「自分も夫も覚悟の上での行動だから」と。
 彼の地が危険なのは百も承知。
 そのうえで足を踏み入れるのだから、何があったとしても人の手を煩わせるのは筋違いだろう。冷たい言い方かもしれないけれど。
 自分の信念を貫くのは、それはそれで立派なことだと思うから。

 だけどやっぱり自分の命を顧みないのを立派だとは、いちのせには言えない。
 危険を承知で行かなくちゃならない理由が、本人にはあったのだろうけれど、それでも自分を守れるのは最後は自分だけだよ?
 そして自分の命は決して自分だけのものじゃないはずだとも。
 産んでくれた両親、育ててくれたまわりの人々、家族、友人、生きていたら将来かかわったかもしれない人々。
 どんなに立派でも、やっぱり死んでしまったらそこでおしまいだもの。

 愛する者を死に奪われたら悲しいのは、どんな国の人だって同じなのに。
 それなのにどうして正義の名の下に戦争は続いているのだろうね。
 どうしたら殺しあうのをやめることができるのだろうね。
 悲惨さを、悲しさを訴えてもやめることが出来ないなら、何を訴えれば人は殺しあうことをためらうのだろう?

 お互いがこう言うんだよね。
 「戦わずにすむのならそうしたい。相手がそうさせてはくれないのだ」と。

 もしかしたら、人間ってとことんまで殺しあうしかないのかな・・・?
 「どうして人を殺してはいけないの?」
 最近よく聞くこの問いに、自分は人を納得させる答えを返せているのかな・・・?
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年5月18日 (火)

大水木しげる展

鳥取県立博物館「大水木しげる展~なまけものになりなさい

mizukiten.JPG

 記念館のスタッフと一緒に鳥取県立博物館で開催中の「大水木しげる展~なまけものになりなさい」を見てきました。

 朝8時半に集合して、境港から鳥取まで。
 途中休憩を入れて3時間。
 県立博物館に入ったのが11時半でした。
 受付で担当学芸員さんに御挨拶をして、入り口付近のパネルの前で記念撮影。
 いざ、中へ。

 入って正面で妙にリアルなのに、なんとなくアンバランスな水木先生のお人形が出迎えてくれます。が、時々流れる先生の笑い声が静かな館内に響き渡ってちょっとコワイ・・・。
 その先は、私たちにはちょっと懐かしいというか、おなじみというか、の世界が展開されています。
 同じ人物を紹介するのでも、コンセプトが違えば見せ方はぜんぜん変わってしまうものだなあと感じますね。
 時々「やぁ、久しぶり」と声をかけたくなる、うちから出張中の作品たちがいたりして。

 記念館の漫画原稿は複製ですが、こちらの原稿はすべて本物です。
 しかし、ネームの貼りあとの処理以外にはとてもホワイト修正が少ないのがすごい。
 線の太さも自由自在。書き込みもとても緻密です。
 水木しげるといえば、鬼太郎や悪魔君のようにアニメになったものしか知らない、という方にはぜひとも一度見ていただきたい。

 中には水木世界にしか存在しないはずの「もの」の複製(^_^;)なんぞもあったりして、遊び心もたっぷりです。
 そして、古い原稿もさることながら、最近描かれた童話の原画の美しいこと!
 水木先生の描かれる世界の広さにはまったく驚かされます。

 参考資料としてたくさん集められていた「百鬼夜行絵巻」などを見ていると、日本人って妖怪とかもののけとか基本的には好きだよねーとか思ってしまいます。

 ほどほどに見学したつもりでも、2時間かかってしまいました。
 熱心に見るなら、半日は覚悟して行きましょう。

 見学のあとは、鳥取でも老舗の精進料理のお店へ。
 味噌田楽とごま豆腐がおいしかった。
 携帯も圏外になるようなところだったんですが、なにげに窓から外を眺めようとしたら窓の柵に蜘蛛の子が。
 あんまりかわいかったので、写真に撮ってみました。
 なんだか小さな花が集まっているみたいでしょ?

kumonoko.JPG

 心もお腹もいっぱいになった、楽しい休日でございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)